三十路がロードバイク(といろいろ)始めましたその26
ども、投稿者です。
ロードバイク=脚の筋肉を酷使するスポーツってイメージありませんか?
脚の筋肉を使うのは本当ですが、実際にはほぼ全身の筋肉を使うんですよね。
というわけで、どのような状態の時にどの部位の筋肉を使うのかを書いていきます。
今日は一番使われているイメージの下半身の筋肉についてです。
太ももと言われている部位『大腿四頭筋(だいたいしとうきん)』です。
全身の筋肉の中で最も大きくて強い力を発揮する筋肉です。鍛えるのが比較的簡単な筋肉とも言われていますね。でも無理は禁物です。
ペダリングの円運動を時計で例えた場合、12時(上死点と言います)から6時(下死点と言います)までの踏み込み時に使われます。
次に、大腿四頭筋の裏側の部位に当たる『ハムストリング』です。
この筋肉は大腿二頭筋・半膜様筋・半腱様筋の3つの総称で、トレーニングが難しい、肉離れなどの故障を起こしやすい、一度故障すると癖になってしまうといった難点がある非常にデリケート(?)な筋肉です。鍛える際には気を付けたいですね
これも円運動を時計で例えると、6時から12時までの引き上げ時に使われます。
この二つの筋肉がバランスよく発達していると、踏み込み、引き上げ時の円運動がキレイに行われ、効率的なペダリングができるようになります。
これらの筋肉を鍛えるには、『スクワット』・『レッグカール』・『レッグプレス』を行うのがお勧めです。
下半身でもう一つ紹介しておきます。
ふくらはぎの呼び名のほうが一般的な筋肉『腓腹筋(ひふくきん)』です。
下半身の血液を上半身に循環させる役割があるといわれていて、第二の心臓ともいわれています。
ちなみにこの筋肉が弱ると、ひどい肩こり、めまい、疲労、ひどくなると血栓が生じて心不全・心臓発作などが起こるといわれています。鍛えておきたい筋肉ですね。
ペダリングの円運動の力を分散させずに、足首からペダルに向かって安定して伝える為に使われています。
腓腹筋を鍛えるには、『カーフレイズ』を行うのがお勧めです。
というわけで、今回はロードバイクで使われる下半身の筋肉の部位と、お勧めのトレーニングについてでした。
明日は上半身の話を予定しています。
それでは、また('ω')ノ
ハムストリングの豆知識
ハムストリングって、「もも肉のひも」って意味らしいですね。
ハムを作るときに、ブタのとかの家畜のもも肉をぶらさげるためにこの筋肉の腱が使われたことが由来らしいです。
調べるまで「ハムの元になる部位」なんだと思ってました(´◉◞౪◟◉)